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当ブログでは、ドル円・ユーロドルの日々の値動き、エントリーポイント、今後の値動きをテクニカルの側面から考え投稿させて頂いております。これからFXを始められる方には少しでもご参考になれば幸いです。またFXトレーダーの方からのご意見などがありましたらぜひコメント欄にてご記載ください。

9月20日(日)【FX】先月80万円以上のプラス収支。今月もプラス収支を出せている理由。「勝つ」より「勝ち続ける」には?

YAFUMIFXデイトレードブログへようこそ。

 本日はチャートの分析ではなくタイトルにある通り、2020年2月からFXを始めた僕は7月までぶっちぎりのマイナス収支でした。単月でプラス収支を出せたこともありますがほぼ微益。圧倒的にマイナス収支の方が多い状況でした。

 それが8月は80万円以上のプラス収支。今月も何とかプラス収支を継続できています。

 そこで今回は自分なりに考えたマイナス収支しか出せなかった僕がプラス収支を出せるようになった理由をブログにしていこうと思います。

 上級者の方や中級者の方からすると当たり前の話かもしれませんが僕と同じようなレベルやなかなかプラス収支が出せないという方はぜひ読んで見て下さい。

 何故プラス収支が出せるようになったのかというと結果的には「世間一般的に言われているFXはこうすれば勝てると言われていることが出来るようになった」ということだけだと思います。

 そんなことかと思われる方がたくさんいらっしゃると思いますが、僕もそう思っていました。ただ、負けているということはできていません。というか「できない」という表現の方が正しいと思います。聞くと簡単そうなことでもやれるようになるには難しいということです。頭で理解するのは習得、出来るようになるには体得するしかありません。

 それでは僕が勝てるようになった理由を書いていきます。ちなみに僕のスタイルはデイトレードやスキャル気味(といっても1分以内の決済等はほぼありません)なトレードスタイルなのでその観点から話をしていきます。

 

1、長期足を確認してエントリーポイントを決めて短期足を見てエントリーする。

 

 はい。こう書くとトレードをされている方のほとんどの方が聞いたことあると思います。ただ、負けているということは「出来ているつもり」「わかっているけど意味が理解できていない為できない」ということです。

 僕もFXを始めた頃は長期足を見てレジスタンスやサポートラインを見つけて、短期足でエントリーサインが出ればエントリーすれば良いんだと考えていましたが今見返しただけでも全くできていませんでした。

 

 ①長期足って何時間足?

 ②長期足のエントリーポイントってどこ?

 ③エントリーする短期足って何分足?

 ④短期足を見てどのような値動きになればエントリーすれば良いの?

 

 はい、簡単に4つ書きましたがこの4つを即答できない段階ではほぼ勝つのは難しいと思います。というか単発的に勝てることはあるかもしれませんが、継続的に勝つことは無理だと僕は考えています。

 ちなみに答えはありません。自分のトレードスタイルとやりやすい足でエントリーすれば問題ありません。ただ、即答できないということは自分のトレード時のルールが無い証拠だと思いますので勝てません。

 僕は長期足は日足→4時間足→1時間足を見ています。週足等はたまに確認する程度でほぼ見ていません。ちなみに日足も大まかなサポートやレジスタンスを確認する程度です。4時間足を見て大半は1時間足を見ています。

 この理由は僕のトレードスタイルがデイトレードあること。トレードしてから1日持ち越すこともほぼありませんので週足以上の足を確認することはあまりありません。

 SNS等では大きな足を必ず確認することと書いてありますが、日足以上の足をそこまで入念に確認しても足が大きすぎるので日足等は「大まかな方向感を確認する」また「レジスタンスやサポートラインを確認する」程度です。

 日足レベルで上昇トレンドでも4時間足や1時間足は下落しているということは良くありますし、15分足や5分足はその中でまた違う方向を向いているなんてことは日常茶飯事です。僕はデイトレードで1回のエントリーで10pips~50pipsを狙ってエントリーしています。日足はヒゲの部分だけでも50pips以上出ることも多々ありますし日足を見てエントリーするなんてことは自分のトレードスタイルと反する行為なので日足以上の足はあくまで方向感の確認とレジスタンスやサポートラインを確認する程度です。

 基本的には4時間足を確認して1時間を見てエントリーポイントを探します。日足が上昇だったとしてもその中で4時間足や1時間足は全く別の値動きをしているのでそちらに注目しています。

 基本的には4時間足と1時間足を見て「レジスタンスからの売り」「サポートからの買い」。または「押し目買い」「戻り売り」。このパターンくらいしかエントリーしません。

 僕がしていた勘違いの一つは長期足を入念に見れば勝てるということと、エントリーする為の値動きは色々知っておいた方が良いということでした。たくさん知れば知るほどエントリーするポイントがたくさん見えてきて勝てるようになると思っていましたが実際エントリーするポイントを絞った方が勝てます。

 この4つを徹底した方が勝てると思います。10個のエントリー方法を知るより1個のエントリーを極めた方が確実にプラスになるのがFXだと思います。

 

 次に長期足(ここでいう4時間足や1時間足)のエントリーポイントにきたらエントリーすれば良いと言われますがこれがまたわかりません。自分がサポートだと思っていたラインは実はあまり意識されていない。また自分が押し目ポイントだと思っていたラインは全然押し目ポイントではなかったということはよくあります。これでは勝てませんよね。

 僕が考えている「レジサポ」の定義は、前提としては「強く反発している」ということが大前提です。この「強く反発している」というのが人によってまた異なってくるので難しいですが、抽象的な表現で申し訳ありませんがこれはチャートを見続けてこのくらいの反発があれば強いということをまず知ることが大切だと思います。

 「反発する」ということは、例えばロングの波が出来ていたとすれば「ロング勢が利確するところ」「ロング勢の利確に合わせてショート勢がエントリーするところ」「また高値掴みをしたトレーダーの損切りが入るところ」このような条件が揃わなければ反発はしません。ロング勢がまだ伸びると思っているところやショート勢がまだ売りではないと思っているところ。何より損切りが入るような箇所でないのであれば反発する理由がないからです。逆にこの3つの条件が揃えば強く反発します。

 1回目でこの反発ポイントを見つけられるトレーダーの方はいわゆる「逆張り」が可能になるのだと思いますが僕にはわからないのでそのようなエントリーはしません。

 1回反発したポイントには必ずと言っていいほどもう一度そのレートまで買い戻しが入って2回目の試しが入ります。

 4時間足や1時間足を見て1度反発して2度目で抜けなければレジスタンスやサポートになる可能性が高いということです。

 そしてもう一つ重要なのは、反発するポイントには理由があります。いわゆる「節目」と言われるポイントですが、「ラウンドナンバーと呼ばれる100円や101円丁度のレート」「先月や先々月の高値や安値」「先週の高値や安値」「指標発表等で一気に値動きがあったが止められたレート」等が僕が主に見ているレートです。

 ただ反発したではなくこのような根拠のあるレートは2回目のレジスタンスやサポートラインにきた時に再度反発する可能性が高いです。

 日足等のサポートラインは一旦抜けてしまう可能性が高いので、日足はこのくらいでサポートがあるなくらいは認識していますが、どちらかと言うとデイトレードなので前述したようなレートがレジサポになる可能性が高いと考えています。

 このように根拠のあるレートを確認して自分でレジスタンスやサポートを見つけないと勝てないでしょう。一度反発してもなかなか抜けないレート等は一旦下げてからそのレートを更新してくるような値動きは良くありますのでレジスタンスやサポートラインを引く場合は何か根拠のあるレートを見ておくことが大切だと考えています。

 逆に根拠があって意識されるからそこがレジスタンスやサポートラインになるということでしょうね。

 長期足でエントリーポイントを見つける際はこのようにレジスタンスやサポートライン、また押し目買い、戻り売りが入りそうなレート。いわゆるレジサポであれば反発する根拠のあるレート。押し目買いや戻り売りも同様でただ単純にフィボナッチの半値や61.8%だからという理由だけではなくそこにどのような押し目や戻り売りになる根拠があるのかを確認しておくことが大切であり、根拠がないレートでのエントリーは自分が思った通りにいく場合もありますが僕はエントリーはしません。

 

 エントリーする足は何分足?ということですが、これもトレーダーによってそれぞれ違うでしょうね。単純に自分がエントリーしやすい足で良いと思いますがこれも理由があればそれでよいと思います。

 僕は基本的に15分足でエントリーすることが多いですね。短期足でのエントリーポイントで見ていく値動きはレジサポラインを使ってエントリーするのであればダブルボトムやダブルトップ、三尊天井等の値動きを見てエントリーすることが多いと思いますが、5分足や1分足は更に値動きが小さく、そこを基準にエントリーしてもすぐに反転したり値幅があまりとれない、また15足がダブルトップをつくる間に5分足は更にその中で小さなダブルトップを2回つくるケース等も多いので僕がトレードしてきた中では5分足や1分足はエントリーポイントが見つけにくいという結論に至ったので、15分足が一番見やすいという結論になりました。ですので15分足でエントリーしているというだけです。

 1時間足の2回目のレジスタンスラインへの高値試しが入った時。その中で15分足が2回試さないとエントリーはしません。1時間足ベースで見ていると15分足が2回試して抜けなければダブルトップやダブルボトムは成功しやすいなと今までの経験で考えているからです。これは実際のチャートを見て自分なりに確認しなければわからないことですし、自分が使いやすい足で良いとは思いますが、これも勝てない人は「決まっていない」ということですね。日によって見る足や使う足がバラバラということでは僕個人的には勝つのは難しいのかなと思います。上級者になれば色々な足を使いこなすのかもしれませんが。。。僕にはそこまでの技術はありませんのでこのルールでやっています。

 

 短期足を見てどのような値動きになればエントリーすれば良いの?という話ですが。これもレジサポの場合はダブルトップやダブルボトム、三尊天井、逆三尊、フラッグ抜けからの戻りを待つ、三角保ち合いを抜けてから戻りを待つ等このくらいです。

 あとはダブルトップやダブルボトム等反転のチャートパターンはなぜできるのかということを自分なりに理解しておくことが大切なのではないかと思っています。

 例えば自分がレジスタンスラインからのショートエントリーを考えている場合。自分がエントリーポイントとして考えていたレジスタンスラインまで買われてきたとします。つまりこの場合は買われてきているので陽線が出ているはずです。1回目に上手くレジスタンスされたとしてもこの15分足の陽線を見て半値や61.8%から押し目買いを狙ってくるトレーダーがいます。だからもう一度レジスタンスラインまで買われることが多いということです。

 大切なのはこの買われるのを待つということです。この押し目買いが成功すればそのレジスタンスラインを破ることになりますのでそこでエントリーしてしまえば損切りになります。押し目を待たずにそのレートにきたからエントリーをすると、この押し目にやられたり揉み合いに捕まる可能性が高まります。

 ですので1時間足で2回目のレジスタンスへの試しが入った場合は15分足でレジスタンスされてももう一度買われるのを待ちます。そして再度そのレートを抜けなければここでエントリーの準備をします。エントリーはまだ原則としてはしません。

 ここでエントリーする場合もありますがその場合は自分の中の条件として、ヒゲになって強く反発している時、つまり買いの勢いが弱い場合です。この場合はエントリーします。不安な場合はレジスタンスされて15分足の押し目をつくったレートを下に抜くか確認します。抜けた場合もすぐにエントリーはしません。抜けてから再度買われるのを待ちます。そして次の買いがレジスタンスラインまで届かずに切り下げた時にエントリーします。これが一番安全なエントリーです。ダウ理論的にも高安を切り下げていますので、今度はショート優勢になります。ショートが優勢になる理由は先ほど伝えた通りでロング勢がこの値動きを見てもう抜けないと判断するので利確します。そしてショート勢は高安の切り下げてダウ理論に沿ってショートエントリーをします。また押し目でロングを狙って高値掴みをしたトレーダーは逃げるか損切になります。そうなれば一気に値が動くということになりますのでショートエントリーが成功する可能性が高くなるということです。

 この時に買いと売りの値動きの強弱を見ておくことも大切です。例えば50pips上下するのにかかる時間やローソク足の本数は見ておいた方が良いと思います。ロングのローソク足が50pips動くのに10本。ショートが3本であれば明らかに売りに勢力の方が強いという判断が出来ると思いますので値動きの「時間」にも重視しておくとより優位性の高いエントリーが出来ると僕は考えています。

 

2、やらないエントリーを徹底してやらない。

 

 こちらに関してはまず「やるエントリー」と「やらないエントリー」を区別できているかどうかが大切でしょうね。前提としてこれが区別できない状態では勝ち続けるのは無理だと思います。

 正直僕がエントリーしているのは上記に書いたポイントだけで「逆張り」や「ブレイクアウト」等はやらないと決めています。理由は逆張りエントリーできるほどの実力がない、ブレイクアウトかダマシかの判断ができないからです。

 逆張りのやり方やブレイクアウトとダマシの違いの動画やブログ記事も見たことはありますが、正直自分では確率的に成功する確率と失敗する確率が半々くらいのギャンブルになりそうなのでやりません。

 基本的にはダウ理論に基づいて「15分足の高安の切り下げ」がない限りあまりエントリーしません。もしくは2回目の試しからレジサポに相当強い根拠がある場合は2回目の試しからエントリーする場合もあります。損切も小さくて済みますので。でも自分のレジサポの強弱の判断にまだ確実な自信が持てないのであまりやりません。

 簡単ですが、このように区別しておかないと結果的に「エントリーしてしまう」ことになりますので博打的なトレードになってしまうと思います。

 

3、ポジポジ病をやめる

 こちらに関しては「やめる」というより上記のようにルールができれば勝手に治ると思います。僕も始めの頃は勘違いしてあまりポジションを持つことは良くないと考えていましたが、それはポジションを頻繁に持つことが良くないということではありません。1日の間に何回もポジションを持つということはほとんどの場合が自分のルールが無く「上がりそう」や「下がりそう」という自分の思い込みでエントリーしているということになるからです。それはあくまで自分の願望であり市場とは関係ありません。市場はランダム性が強い場合もありますがルールに沿って動いています。だからポジションを頻繁に持つ=悪いではなく、ポジションを頻繁に持つ=適したエントリーポイントでのエントリーはできていないということ。だから勝てないということです。

 僕も最初は1日に20回や30回エントリーしていることがありましたが、今思うとそんなに何回も値が1日で走るポイントなんてないし、エントリーすればするだけスプレッドがかかるので無駄にお金を使うだけで終わります。

 僕が見ている限りではデイトレードで20pips以上動く場所は多い日で2~3回あれば十分でしょう。それ以上値が上下に動くことなんて指標が連発するくらいしか基本的にないと思います。1日中値幅がほぼないレンジの場合も十分にありますし、1日1回でも20pipsばちっと取れれば十分じゃないでしょうか。それでも1週間に100pips取れますので。

 ポジポジ病は結果的に「治す」のではなく自分がエントリーのルールを決めたら「勝手に治る」が正解だと思います。

 ポジポジしている人はただギャンブルがしたいだけかエントリーのルールが決まっていないだけだと思います。だからチャンスだと誤認して無駄なエントリーを繰り返して資金を溶かすということでしょうね。

 トレードルールを決めることが何故大切かというと「勝つ」より「勝ち続ける」ことが大切だからです。正直FXで「勝つ」ことは誰でもできますが「勝ち続ける」ことが難しいということです。

 僕もFXを始めて半年ほどですが、僕でもこれくらいのルールが決められているので少し考えれば誰でも出来ることだと思います。あとはギャンブルにならないように「上にいけばラッキーだな」とかそういう思考でエントリーしないことを徹底するということだと思います。

 車の運転にしても「だろう運転」は危険です。FXでも同じです。「上がるだろう」は下がります。こうなるだろうと予想だけでエントリーしている状態では勝てません。

 こうなるという根拠があって初めて目的地が見えてくるものだと思います。

 

 僕がプラス収支を出せるようになったのはこの3つくらいです。他に大した理由は見当たりません。勝つ手法なんてものは存在しないと思っていますし、誰かにここでエントリーしてくださいと言われてミラートレードなんかをしていても自分で勝ったわけではありませんので勝ち続けることは無理です。決まった手法なんてものは絶対に存在しません。

 僕もまだまだ勉強することはたくさんありますが今の僕でわかる範囲を書きました。ぜひFXを始められたばかりの方や同じレベルの方は少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

 明日以降また相場が始まりますが東京市場は月・火休日の状態ですのでそれを加味した上でエントリーを考えていきたいと思います。

 それでは来週も頑張りましょう。