YAFUMIFX

当ブログでは、ドル円・ユーロドルの日々の値動き、エントリーポイント、今後の値動きをテクニカルの側面から考え投稿させて頂いております。これからFXを始められる方には少しでもご参考になれば幸いです。またFXトレーダーの方からのご意見などがありましたらぜひコメント欄にてご記載ください。

【FX初心者】『倒産を経験し小さな会社経営をしている僕がFXと株式会社を比較してFXをやり始めた理由』

YAFUMIFXトレードブログへようこそ。

 FXを今年の2月から始めた初心者FXトレーダーのYAFUMIFXです。

 今回は少し長めのブログになります。

 僕は33歳の若輩者でまだ世間から見れば社会をわかっていないだけと言われるような年齢かもしれませんが、現在小さな会社を経営しています。

 僕は20歳から営業職を始め27歳の時に会社役員になり、その会社が倒産。現在は自分で会社経営をしています。会社経営と言ってもそこまで経営歴が長いわけでもありませんが役員職に就いてからは約7年から8年ほどになります。

 そんな僕が今年の年初にFXに出会い2月からFXを始めようと思った理由を社長職という観点から今回はブログにしていこうと思います。

 

①【株式会社とFX】

②【FXを始めるきっかけ】

③【トレードに対する考え方】

④【トレードスタイル】

⑤【まとめ】

 

①【株式会社とFX】

 まずFXは法人でもできるようですが「原則個人でされている方が多い」ということです。個人でやって利益を出せるということです。当然株式会社も社長のみでやっていくことは可能ですが、それではあまり株式にするメリットがありません。

 株式会社は法人格、社長は個人で全く別人格になりますから社長は会社で支払う税金や固定費用と自分が会社から給料を貰う場合に差し引かれる税金を考えておかなければなりません。

 当然ですが、株式会社を作って従業員を雇用し、上げた売上・利益は社長のものではありません。ですので社長個人が使用できるお金ではありません。あくまで社長が自分の為に使えるお金は社長個人で貰う給料のみです。会社の利益に関しては使う方向性や使う金額は社長に最終決定権がある会社が多いと思いますが、社長個人のお金とは全くの別物です。

 つまり社長は会社で支払うべき費用(経理に任せていると思いますが最終的には社長が把握し考えるべきでしょう)と個人で支払う費用の両方を管理していかなければなりません。

 当然会社をやる理由というのは、各社長によって異なると思います。純粋に地域に貢献していくことやお金持ちになりたい、仲間や社員と達成したい目標がある等様々です。

 根本的な話になりますが、人が共通認識として持っていることは今現在の暮らしに対して今後生まれてくる子供や今の子供達、自分が老人になって力が衰えてきた時にもより安心した生活ができ、より安全な社会にするために技術の進歩や新たなサービスを展開し収益を上げて税金を納め貢献することを目標としていると思います。

 そのために全ての人は働いていますし、生活していると考えています。株式会社等を設立して個人ではなくより多くの人を集め多くのエネルギーを発揮できる法人として人を雇用し技術の進歩や新たなサービスにより安心且つ安全な社会づくりが出来る為に少しでも役立てるようにするということだと思います。

 僕も会社の倒産や企業、役員職等を経験させて頂きましたが結局倒産する会社はあっけないですし、当然借入しているお金の返済は出来ませんし、支払うべき税金(消費税・法人税等)も何か月も滞納し支払うことはできませんでした。

 会社が順調に経営している間は税金も支払い寄付等できる限り会社で貢献できることを考えてやりましたが、どれだけ志や目標が高くても倒産してしまっては意味がないと思いました。

 結局、「お金が無いと何もできない」「お金を生み出せないのであれば社会貢献にはならない」ということを痛感しました。そして、地域社会に貢献しようといっている会社の社長でも大半は「税金が高い」「支払いたくない」と言っている社長がほとんどです。それはつまり自分のサービスでお客様には貢献したいが、それにより入ってきたお金は自分の元に置いておきたいという意思であって、地域社会に貢献したいのではなくただ自分が儲けたいという意思の方が強い社長が大半だと思います。それでは株式会社にしてまでやる意味ってあるんですかね?結局自分が稼ぎたいがために株式会社をしている人が大半です。ただ、僕はその考えを否定するわけではありません。

 やはり「お金が無いと何もできない」わけですから。結局始めに言う「地域貢献や社会貢献」をやろうと思うとまずは自分が稼がないといけないわけです。自分が稼げるスキルを身につけて自分の生活を安定させ更にスキルを向上させ更に利益が出せるようになり残ったお金で募金や寄付等社会貢献にあてればよいと僕は考えています。結局お金を稼げば稼ぐほど社会貢献になりますし、貢献できる幅も広がります。自分の技術を向上させることも重要ですが、一人では限界があります。元々その分野に長けている人にお願いすればいい話ですし、自分の会社にそのような人が必要なら雇えばいい話です。でもそうするにもやはりその人への給料や報酬が必要なのでお金がかかります。

 そう考えた場合に僕はどうすべきかを考えました。第一は当然自分の生活を安定させる為にお金を稼ぎます。そうでなければ今後稼ぎ続ける自分という人間すら維持できなくなるわけですから。このまま今の会社経営1本でやっていくべきか、新たに何かできることは無いかを考えました。

 

 自分の利益を上げ続けるということを考えていた時にFXと出会いました。

 

②【FXを始めるきっかけ】

 FXトレーダーという業種の一番の魅力はトータル的に考えて「リスクが少ない」という点です。正直これについては様々な考え方があると思いますが、僕があくまでそう考えているということです。僕はサラリーマンではありませんので自分の立場から今回のお話をしています。僕が経験した範疇のことしかお話できませんので僕の考えのみで話させていただきます。

 まず株式会社とFXを比較した場合に圧倒的に初期投資費用が少ないということと、初期投資費用の設定が自分でできるということです。

 株式会社はまず株式会社を誕生させるにあたりお金がかかります。登記費用や印紙税、当然資本金も必要です。資本金の額は今はいくらでも問題ありませんが今でも対人商売をする場合は資本金は会社の一つのバロメータとして考えられることがありますのである程度の資金を入れます。それにより株式を発行できるようになります。

 登記を自分でやられる方もいらっしゃるとは思いますが僕のような素人は司法書士の方等に依頼しますので、その分の報酬も準備する必要があります。

 このような準備金が必要です。FXでいう証拠金です。FXは成功しない。成功する人は全体の1%~5%程度なんて言われています。これはFXに限ったことではないと僕は考えています。会社を10年継続できる経営者もその程度の割合だと思います。

 更に言うのであれば10年継続してから一文無しになるよりも失敗するなら僕は早いほうが良いと考えています。僕が34歳で今年失敗するのと10年後の44歳で失敗するのとでは話が変わってきます。今はやれることも年を重ねるにつれやれることが限られてくると思いますし今は自分の世代がつくってきた常識や技術の中で商売をしていますが、10年後には次世代の方たちがつくった社会の中で商売をすることになりますし、グローバル化により社会も一変していると思います。また、自分の身体的な問題もあります。

 結局FXも株式会社も僕の中ではリスクという点に置いてはあまり違いはありませんし、むしろFXの方がスキルをみにつけられないならすぐに失敗に終わってくれそうで話が早そうです。

 次にFXを始めてからすぐに感じた点です。FXは経費が非常に安いという点。パソコンと自分の人件費だけでできる仕事であるということです。会社となれば準備する物がたくさんあり費用もかかります。初期の設備投資も必要です。

 FXで他に必要な費用はエントリーするときのスプレッドを支払って毎回のエントリー料金を支払うくらいです。当然「勝ちになるエントリー」もあれば「負けになるエントリー」もあります。勝ち負けというとギャンブルのように聞こえますが、株式会社に置いても同じでありギャンブルという認識は僕にはありません。

 会社も一見1日終わって何もないように感じている人もいると思いますが社長は当然そう考えていません。売上が上がる日もあれば売上が無い日もあります。

 売上が無い日は0ではありません。マイナスです。もしくは当日の売上が当日必要であった1日分の人件費やガソリン代、光熱費、家賃等を下回ればマイナスです。1日単位で支払いをしない会社が多くだいたいの企業は月単位で支払いをするのでその日その日は実感しないかもしれませんが社長はそう考えている方がほとんどでしょう。つまり「勝ちの日も負けの日もある」というのは会社も同じです。「いつ支払うか」が違うだけです。

 そして1ヶ月の固定費も圧倒的にFXの方が有利です。会社となれば当然家賃や社用車がある会社なら車両の保険費やガソリン代、電話料金等いろいろな固定費用が必要になりますがFXはそれがありません。

 従業員を雇用するとなるとそれ相当のリスクも生じます。少し言い方が悪いですが他人に仕事をしてもらうわけですから自分と同じようなパフォーマンスは期待できませんし、いつ退職するか、いつ仕事ができなくなるかもわかりません。社長や会社次第ということもありますが、「やむを得ない場合」もあります。

 ただ、その分一人では稼げないような金額を二人三人なら稼げる場合もあります。

 これも僕の考えですが、一人でやるFXと十人でやる会社としてはどちらが安定的か考えると個人的にはやはり、自分一人でやるほうが安定的だと考えてしまいます。会社も経営者次第とは言いますがやはり他人を雇用する以上全て経営者次第というわけではないと思います。また人を雇用するということは、その人の生活の責任も全て社長にあります。それに対しFXは自分の生活への責任が最低限の条件ですから、正直どちらが楽かという観点で考えるとFXの方が到底楽です。

 そして最大の魅力は誰を相手に商売をするのかということです。僕は建設系の会社を経営していますがお客様は一般個人のお客様で法人関係は滅多にありません。

 FXでいうお客様はマーケット。もう少しいうとマーケットの裏側にいる「全国の投資家」ということになります。全国の投資家を相手に心理に基づきエントリーをするわけです。僕が一番魅力的に感じたのはこの点です。今まで会社をやってきた中で「集客」というのは大変で営業活動に力を注ぎました。僕の会社で言うと個人のお客様が商売相手です。お客様がいない限り売上が上がる可能性はありません。0です。

 FXには「集客」が一切必要ありません。「集客にかける経費や戦略、会議時間」全てが必要ありません。チャートを開くと勝手にそこにお客様がいます。日や時間帯によって多い場合も少ない場合もありますが、インターネットの普及により、多くの人がFXのマーケットに参加しています。少なくとも中小企業が抱えている顧客数や今後の新規の見込んでいるお客様の数よりはるかに多い数の人がFXのマーケット内には確実に存在しています。

 今回のコロナウイルスの影響で僕の会社は4月半ば~5月末まで営業を停止しました。この時にどれだけ頑張ってもこうなってしまうことがあるんだなと痛感しました。今は緊急事態宣言も解除され学校や企業も再開しているところが多いと思いますが、いつ第二波がくるかもわかりませんし、コロナウイルスが終息しても今までの歴史を見ると何年かに1回はこのような危機的状況に立たされる可能性も高いように思います。

 FXのマーケットもコロナウイルスの影響を受けましたが、お客様は常にいました。

 この為替マーケットは参加している母体数がはかりしれないくらい多いです。恐らく僕が生きている間になくなることは無いでしょう。ルールの変更等はあるかもしれませんが安定的にずっとお客様が存在し続けるマーケットだと思います。

 「集客をしなくてもいつでもお客様がいる」「土日以外は常に営業可能」「営業時間は24時間」「今後もお客様が大幅に減ることはなく安定している」という大きな要因は自分のスキルを磨けば磨くほど常に利益を上げ続けられるシステムが揃っているようにしか感じません。会社は「常に集客を考える」「営業時間は労働基準法により決められており、超過すればその分の人件費が必要になる」「お客様が増えるか減るかには必ず企業努力が必要」となります。正直僕からするとFXの方がかなり楽です。

 これが僕の中でのFXの最大の魅力であり、一人で大多数のお客様を相手に仕事ができるということは、一人でも莫大な利益を出せる可能性があるということだと考えています。

 ここで比較しておかなければならないのがその違いによりFXと会社で稼げる金額が違うのではないか?という点ですが、FXにはレバレッジ制度があり、自分が最初に準備した証拠金以上の金額の取引が可能です。これは実社会に置いては絶対にありえない制度です。会社であれば会社名義で借入をすることはできますが、今はほとんどの融資が社長が保証人に入って成立します。言い換えると会社の借金ですが社長の借金と実態はほぼ同じです。ただ、会社の売り上げで返済できるというだけです。

 このレバレッジ制度は僕からするとかなり魅力的ですしリスク管理さえすれば少ない資金で借入もせずに準備したお金以上の取引ができる。つまりスキルが上達すればするほどより資金を増やすことができ、更に増えた資金で更に大きな取引が可能になります。資金管理が重要だとFXではよく言いますが僕は取引量を少なくして取引をするより大きな取引量に見合ったスキルを身につければ十分可能で無限の取引ができると思います。

 個人でも会社以上の利益が十分に出せる可能性があるし、そのシステムがすでにFXの中で確立されているということです。ですので出せる利益の面を考えるても全く引けをとらないと思います。

 

③【トレードに対する考え方】

 これはあくまで僕のやり方ですが、僕はエントリーしたところから10pips以内に損切りラインをおくことがほとんどです。日足や4時間、1時間足で反転ポイントや仕掛けるポイントを探しそのポイントまでくれば短期足30分足、15分足、5分足と時間足を落としていき短期足のチャートを確認します。どの時間足でも理屈は同じです。5分足でも上がってきたところで前回の5分足の安値を切り下げて高値を切り上げなくなったら次の5分足は下がりますし、逆もしかりです。これは今週僕が徹底して短期足の動きを見続けてきた結果原則例外はありませんでした。そしてエントリーした後は前回の波の半値や61.8%の押し目や戻り売りポイントを抜けていけるかを見ます。それまでは短期足で確認していますが前回の波の高値や安値を更新したら確認する足を大きくして次に値が止められそうな場所にきたら短期足に落として反発具合や短期足の動きを確認し抜けるか反転するかを確認します。

 エントリーしてすぐに半値や61.8%等のポイントで戻ってきた場合は損になる前に微益ですぐ撤退します。まだエントリーが早かった証拠なので再度入りなおします。「100円でも利益は利益」なので微益でもすぐに撤退して次のポイントを待ちます。100の利益で終わるか100円の損失で終わるかは黒字か赤字かの大きな違いだと認識していますので。ロスカットラインは「自分がエントリーに失敗した保険」のようなものなので必ずエントリーと同時に設定します。エントリー後逆行した場合のみ損切りします。基本的に自分がエントリーした5分足の高値を超えた時点で僕の中ではお祈りトレードになると思っているので設定した損切ラインまで待たずにエントリーした5分足の高値や安値が更新した時点で切ります。

 僕が目指しているエントリーポイントはエントリーした箇所から確実にその方向に動くポイントでのエントリーなので自分のエントリーポイントの5分足が少しでも高値や安値を更新したらすぐに切ります。次の高値で反発して戻ってくるだろうとか次の安値で戻ってくるだろうというのはただの憶測でしかなく確実性がありません。当然戻ってくる場合もあります。僕が見ている限り結果的に戻ってきている可能性の方が高いくらいです。でも戻ってこない場合があります。

 一時期にかなりの額を稼いでいる方でも資金を飛ばしている方は基本的にロスカット設定をしていない人です。リスクを取らないと大きな利益が出ないと言われる方もいらっしゃいますが、この意味を間違っているトレーダーの方が多いように感じます。取らないでもいいリスクまで取る必要はありません。大きな利益の為にある程度のリスクをとるだけで十分ですし、僕はリスクをできるだけ取らずに利益を増やしたいと考えています。

 そう言うと「損切貧乏になる」という方もいらしゃると思いますが、実際に5分足でも上がったり下がったりする場合の最後の足はそこの値段を更新することがありません。そこでエントリーするように努力するという意味です。僕はそれが最善のリスク管理だと思っていますし、損切位置は設定するだけで損になる前に微益で撤退すれば損にはなりません。僕が4ヶ月やってきた中ではそれ以外はやはりリスクが大きいトレードになるような気がします。他にも色々なやり方はあると思いますが、そんな「ピンポイントでエントリーすることはできない」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、みんなが出来ないとあきらめているからこそチャンスで、できるようになれば他のFXトレーダーより利益が伸ばせるようになると考えています。そして僕の経験上できないと言っている人はだいたいやろうとしない人か少し挑戦しただけであきらめた人が多いのも事実だと思います。

 FXにリスクを感じている方はそういう経験があるかそういう経験をしている方の話を聞いているからでしょう。僕にとってFXとは自分の意志で行ったエントリーをいつやめれるかを決められるのでこれほどリスクが低いものはありません。

 今月の最大の1回のロスカット幅は現在15pipsです。僕は15pipsの損切りをした時に非常に嫌だと思いました。ですので上記のように5分足の高値・安値を更新したら切ることを徹底することに決めました。超えそうな波は反転の勢いでだいたいわかるようになりましたので、基本的には微益で撤退してマイナスにならないようにします。僕がエントリーポイントを失敗しない限りは一旦含み益が必ず出ますのでエントリーでのリスクを管理ができると考えました。

 最初は現実的ではないと考えていましたが、チャートを見ていると現実的だと思えるようになりました。金曜日にこの検証を1日やりましたが5回トレードで微益撤退も併せて全て利益でした。合計は20pips程度しか取れませんでしたが。まだ1日しかやっていませんのでわかりませんが問題無さそうです。いくら損切位置が10pips以内であったとしてもわざわざ無理そうな状況になって損切位置まで待つ必要は僕にはないと思います。それはその間に反転してほしいというお祈りであって相場には関係無い話なので問題なくロスカットラインを通過してロスカットになりマイナス10pipsになります。10pipsの損切りを10回すれば50pipsです。50pips1回で伸びる波は1日に何回もあるわけではありませんし無い日もあります。無理だと思ったら自分が10pips後ろに損切位置を設定していても無理だと思った瞬間に切った方が微益撤退や小さな損切で済みます。また戻ってくるだろうとかここで反発して高値や安値を更新するだろうという安易な考えが全く通用しないということはこの4ヶ月で身に染みてわかっているつもりです。

 エントリーは実世界の仕事で言うプロジェクトと同じだと考えています。一つのプロジェクトに対して社長は利益が出る可能性があるかどうか確認します。その時に必ずそのプロジェクトに向けて成功しそうかどうかの根拠をデータや資料により判断します。これはFXでいうチャートを分析するということです。そして、失敗した場合の最大損失経費も考えます。これがFXで言う損切りラインです。そして、目標売上の計画を立てます。それがFXでいう利食い目標です。

 目標売上に関しては、FXの場合はマーケットが決めることなので目標達成できるかどうかを見守るだけです。自分の目標を超える場合もあれば超えない場合もあります。

 FXで唯一難しいと感じるところはやはり利食いです。FXの利益は努力や頑張り次第ではどうにもできず実世界の仕事のように自分のやり方次第でどうにかなるものでもありません。ただ逆を返せばどこで利益を確定するかを考えるだけで利益を伸ばす工夫はエントリー後一切する必要はありませんので楽と言えば楽です。

 僕はエントリーをこのように考えているので黒字が出ないプロジェクトはさっさとやめるべきだし、いくら祈っても黒字が出ないものは出ません。黒字が出ないと判断した時点で赤字になる前にそのプロジェクトを終了させるのが社長の仕事です。赤字になってからでは遅いです。もちろん会社の努力で赤字から黒字に転換する場合もありますがそれに対しては再度期間や経費を見込む必要がありますし、どのくらいの期間がかかるのかも当初の計画崩れになるので判断が難しくなります。そう考えている間にも赤字は蓄積されます。FXも一旦含み損になったら含み益になるかもわかりませんし、含み益になるとしてもどのくらいの時間を要するのかもわかりません。含み損が含み益にならないかなと考えている間に違う仕事(エントリー)ができます。利益にならなさそうであればさっさと切って次の利益になる仕事を探す方が効率的で堅実だと僕は考えていますし、限られた資金を守るにはリスクが少ない方法だと考えています。

 

④【トレードスタイル】

 FXのトレードスタイルは長期・スイング・デイ・スキャルと様々で色々な書籍や動画を見ていると最初はスイングトレードがお勧めと書いている物が結構多いように感じました。

 僕もFXを始めた当初色々なパターンを考えましたが、すぐ「デイトレード」が一番良いと考えました。まず長期トレードとスイングトレードをやる可能性は限りなく0であるという考えに至りました。これは目標をたてる時に長期化すればするほどランダム性が上がるということと、悪材料の懸念をしながらやらなければならない点、またエントリーしてから確定までに時間を有するのでキャッシュフロー(仕事を始めてから入金までの期間)が遅い点、そして長期及びスイングの1トレードの中に十分何回もトレードチャンスがくる点、FXが時間をかけても確実に利益が上がる仕事では無いということからこの2つはすぐにやめました。

 スキャルピングもチャレンジしましたが、利益を確定する際確定位置が滑る(スリッページがある)ことがある点やトレード回数が多くなりすぎてその分スプレッドを支払う必要があるので魅力を感じませんでした。メリットは超短期トレードなのでキャッシュフローの速さはあるかもしれませんが自分の目標としている金額と作業量を考慮した場合に工数が悪そうだからやめました。

 結果的に今まで上げたメリットやデメリットを加味すれば目標も立てやすくキャッシュフローも良く、その日のうちに結果がわかるデイトレードが一番理想的且つ堅実にトレードできそうだと思ってこのスタイルになっています。

 僕は前述したとおり建設業をやっていますが仕事にとりかかってから入金までに最低1週間から2週間はかかります。その間にクレームやミスが発生すればその対応する時間や人件費もかかりキャッシュフローも遅くなります。またお金を払いたくないというお客様も出てくる可能性もあります。そのようなリスクもFXでは皆無です。一応口座開設後に入出金を行ってみましたが、僕の使用している口座の場合は1000万円以下の場合、午前中申請で当日処理、午後申請であれば翌営業日には処理されていました。

 FXはエントリーして利益が出れば確実に自分の手元に届きます。またその間クレームが入ったり入金日が遅れることもありません。確実に自分が指定した日に入出金できます。それも魅力の一つです。当たり前に感じる方も多いかもしれませんがサービス業に従事されている方なら経験されたことある方もいらっしゃると思います。

 

 

⑤【まとめ】

 以上の理由から僕がFXをやらない理由が無いという結論に至りました。これだけリスクが少なくやれる商売はあまりないと思います。ただし、正しい知識を身につけなければすぐに破綻するという側面もあるのは事実です。それは会社も同じです。僕にとってはリスクと言われていることがリスクに感じていません。

 当然今も始めて4ヶ月の初心者ですので経歴の長い方からすればもっと色々なリスクとリターンがあると思いますし違った考え方もあると思いますが、僕の短いFX経験の中

で考えていることはこのような点でFXにメリットを感じています。

 

 僕が今やっている会社とFXを比較してもやはりFXは魅力的な商売だと思います。今も納得できる利益が出せているわけではありません。最初の2ヶ月間は特にやみくもにトレードして資金を飛ばすだけでしたので。ただ5月から現在にかけて色々なエントリーのやり方、損切りの仕方、考え方、チャートから読めるチャート形状にチャレンジして失敗と成功を重ねて何とか4月5月からわずかですがプラス収支が出るようになりました。

 全てのトレードが上手くいっているわけではありませんが、僕の中でエントリー後自分の思った通りの値動きになるエントリーが増えてきました。今後更に精度を上げられるように努力します。

 

 成功するか失敗するかは考えても今結果がわかることではありませんので、今自分ができる限りのことをしていこうと思います。当然今の考え方を変えたり工夫したりしていくことになる可能性もあります。

 僕もFXですごい利益を出せた月があるわけではありませんので偉そうなことは言えませんが、このような考え方からFXは確実に利益が出せる可能性が高い職業だと思っています。「プロ」になるには、1%~5%のトレーダーになるには、他のFXトレーダーと同じような位置でエントリーや考え方をしていては難しいと思います。更に精度を上げる為に工夫と練習を積み重ね習得していく必要があると思います。

 ほとんどの人が「この程度で良いか」と考えるラインを超えた時に利益ができると思います。また、一時的に稼いだ人もたくさんいると思いますが一時的に稼いだ金額以上の損失を出した人もたくさんいると思います。それは「結果的に稼げた」だけで「自分で稼いだ」とは全く別物で再現性や継続性は絶対にないと思います。

 僕は「結果的に稼げるトレーダー」ではなくやるのであれば「自分の実力で稼いだトレーダー」を目指して勉強していこうと思います。

 

 今回はあくまで「株式会社とFXの比較」での記事で僕がお話できるような内容を話させて頂きました。当然比較対象として見るべきなのかどうかもわかりませんが僕の状況的に比較できる内容でしたので書かせて頂きました。

 

 今後も努力を怠ることなく続けていこうと思います。